船通山(せんつうざん)

出雲国風土記には「鳥上山」と記されています。「素戔嗚尊/須佐之男命(すさのをのみと)」が、志羅伎(しらぎ)国より五十猛(いそたけ)命とともに埴舟に乗って、たどりついた山」との伝説があります。
山頂には「雨叢雲剣出顕之地」として記念碑が建っており、毎年7月28日には、天叢雲剣を発見した神話にちなんだ宣揚祭が行われます。
登山道から鳥上滝コースを行くと、高さ16mの「鳥上滝」があります。この滝は、ヤマタノオロチが住んでいたとされる斐伊川の源流です。