ひばごんの郷とは

広島県庄原市西城町にある「比婆山」には、「伊邪那美命」の御陵があり、また、麓の「熊野神社」では御祭神として伊邪那美神を祭っており、毎年7月28日に比婆山の山上で御陵祭が行われております。「比婆山」は、地元では神聖な山として崇められております

 この様な神聖な山を抱えている西城町には古事記伝説が多くありますが、昭和45年(西暦1970年)7月頃からUMA(未確認動物)の目撃情報が地元住民から相次ぎ、当時の西城町役場に「類人猿係」が新設されるなど全国的に話題となりました。このUMA(未確認動物)を比婆山御陵にちなんで「ひばごん」と名付けていました。この当時の新聞記事は、まちの駅「ひばごんの郷」に展示してありますので、ぜひご覧ください。

 この事件以降、西城町は愛称を込めて「ひばごんの郷」又は「ヒバゴンの里」と言われています。なお、合併後の新庄原市のゆるキャラは「キョロやま君」と「ひばごん」となっていますが、これは「比婆山連峰」と「ひばごん」をイメージしており、庄原市の観光キャンペーン等で活躍しております。

私たちは、このUMA(未確認動物)が、伊邪那美御陵がある比婆山から、永い時を経て降臨したものと考えております。古事記時代から続いている風光明媚な大自然を抱えている庄原市西城町は、伊邪那美御陵のある「比婆山」から降臨した「ひばごん」が出た夢とロマンのある町です。

庄原市西城町にぜひお越しください。